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🏠心で味わうハンバーグ🍽️

    🏠心で味わうハンバーグ🍽️

    ドイツの都市ハンブルク──
    その英語発音が由来となった「ハンバーグ」。
    みんな大好きな料理と言っても、言い過ぎではないでしょう。

    そして、びくドンですよ。
    ファミレスとして全国展開している
    ハンバーグレストラン
    「びっくりドンキー®」。
    誰もが一度は食べたことのある味かもしれませんね。

    私も若い頃の思い出が、あのハンバーグの味とともにたくさん残っています。あはは。

    かけがえのない時間を過ごしてほしい──。
    退院してご自宅で穏やかに過ごされることは、ご本人もご家族も、支援する私たちも、みんなの願いです。そのひとつが「好きなものを食べて喜んでもらいたい」という優しさ。

    入院中から
    「退院したらお寿司を囲もう」
    「スイカを食べたいな」
    「マックのポテトがいい」
    「大好きなおはぎ、こしあんでね」
    「今年のとうきびは甘いかな」
    ──そんな希望を語られることも少なくありません。

    しかし看取りが近づくと、体調の変化から食べられなくなることも増えていきます。
    「好物を作りたかったのに、全然食べてもらえないんです」
    肩を落としながら話されるご家族もいらっしゃいます。

    健康な私たちだって、食欲がない時には美味しいものも美味しく感じられません。
    そんな時に「食べないと体が弱るよ」と言われると、心配してくれているとわかっていても、余計に食べたくなくなってしまうこともあります。

    そんなジレンマを救ってくれるのが「味わう」ということ。
    「びくドンのハンバーグのソースを、ひとくち味わえた」
    ──旅立ちの傍で、ご家族がそう話してくださいました。

    看取りまでの時間の中で
    「できたこと」は、
    かけがえのない宝物。

    そのひとときが、やがて遺された方々のグリーフをそっと支える力にもなるのです。

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    #味わいの魔法
    #びくドン