北国の短い夏、初夏の風物詩「招魂祭」

北国にも、ようやく短い夏の気配が感じられるようになりました。旭川の初夏を彩る風物詩といえば、北海道護国神社で行われる招魂祭（慰霊大祭）です。今年も6月4日から6日の3日間にわたり、厳かに執り行われます。

子どもたちはお小遣いを握りしめて、露店を巡るのを心待ちにしています。地元では「招魂祭の期間中は必ず涙雨が降る」という都市伝説のような言い伝えもあり、毎年話題にのぼります。戦没者の慰霊という厳かな意味合いを持つお祭りですが、この時期は草花も次々と咲き誇り、訪問先で見かけるお花に心が和みます。

家庭菜園の季節到来

母・ヨシちゃんは「招魂祭が終わるまでは、路地畑の苗は霜に当たるかもしれないから植えちゃダメ」と毎年言います。カッコウが鳴く頃がちょうど良いタイミングだそうです。我が家の家庭菜園もにぎやかになってきました。

今年のトシさん農園では、アスパラがすでに100本ほど収穫できたとか！「トシさん、すご〜い！」と、つい夢グループ的なフレーズが口をついて出てしまいました（笑）。

大切な人と迎える特別な日

お布団で過ごす時間が増えてきたYさんですが、今年もご自宅でお誕生日を迎えることができました。ご結婚60周年、ダイヤモンドのように固い絆を持つご夫婦です。介護の日々は決して甘いものではないかもしれませんが、大変なことも嬉しいことも、これからもオハナ（家族・仲間）と分かち合っていけたらと願っています。

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